■■カナダ・レイクオハラ周辺&バンフ国立公園ツアー 04
今回私がもっとも楽しみにしていた場所。
それがレイクオハラ。
厳しい入山制限、そしてカナダ山岳協会の会員でなければ泊まれないという山小屋。
(一般の人に開放されていない施設なのだ)
トレッカーの憧れの場所、というその場所は、いったいどんな所なのか。
お天気に恵まれるといいな。
花は咲いているだろうか。

これはオハラに向かうシャトルバス。
■■Lake O'Hara ~レイクオハラ~
朝、マーケットで最後の買出しをする。
今日の飲み水、それからオハラに滞在している間のランチの食材で買い忘れたもの、おやつ(笑)
それにとにかく紫外線が強いので(日本の7~8倍だそうだ)紫外線ブロック効果のあるリップクリームも購入。
そして一旦ホテルをチェックアウトするために大荷物を持ち、ワゴンへ。
ワゴンの中に残す荷物、オハラに持っていく荷物。ものすごい量だ。
橋谷さんのザックは超がつくほど大きい。
しかもそれひとつではなく、それを背負った上に前にも大き目のザックを抱え、
両腕にはマーケットの袋もあったりする。
いくらタフな人でもこれは辛いのではと思うが、そんなことを微塵も感じさせないのはやはりすごい。
ワゴンに乗り、オハラへのバス停に向かう。
このバスに乗るのも事前に予約が必要なのだそうだ。
予約が取れない場合は徒歩で10キロの道のりを登るしかない。
宿泊施設の予約が取れなかった人はこうして登ってきて、オハラ湖を見ただけで終わりになってしまう。
ここにはロッジと私たちの泊まったエリザベス・パーカーハットという山小屋、そしてキャンプグラウンドがある。
キャンプグラウンドは一般の人も泊まれるのかな?その辺りはいずれ機会があれば調べてみようと思う。
古いスクールバスなのだそうだが、この雰囲気もまた良い。
バス停にはもう既に人が待っている。皆一様に嬉しそうだ。もちろん私たちも^^

荷物をバスに詰め込み、私たちはバスに乗り込む。
この先にはどんな風景が待っていてくれるんだろう。
ゴトゴトと土煙をあげてバスが進む。両脇の花が、少しずつ高山のそれへと変わる。
そして、オハラに到着。
Nさんが興奮状態で「バスの中からちょっと見えましたよ!!すごいです!!」と大きな声で教えてくれた。
皆、駆け足で湖に近寄る。うわぁ。

昨日までの湖とは色が違う!深いブルーグリーン。
対岸に見えるのはオハラロッジ。普通の人にはまず泊まれないそうだ^^;
いわゆるセレブな方たちや、お父さん、そのまたお父さん…などなど、代々でここに毎年来ている様な人しか予約も取れないらしい。
一泊の値段も高め。
…つまり、私たちのような一般人には無縁と言うこと(笑)
写真では上手く伝わらないのがもどかしいのだけれど、湖、空気、山、樹々。全てが違う。
美しい青。ここを見るだけでも来てよかったと思える場所だ。
ただ、この日はとても晴れているのにやや霞んでいる。
これはオハラに行っている間ずっとそうだったのだけれど、山火事の影響で煙が来ていたらしい。
澄んだ青空にこの湖だったらどんなに綺麗だっただろう。

シャトルバスが着く場所から歩いて約20分。大きなダッフルバッグと背中にはザック。
それなりに重いけれど、目の前に現れる景色に心を奪われ、
重いとかそんなことはあまり感じない。
そして、トレイルの向こう、木々の間に開けた場所が見えてくると
そこがエリザベスパーカーハット。ここに3泊するのだ。
しっかりした木のつくりのログハウス。中はとても温かく、快適。
これと別にもう一棟。そちらはキッチンはついてない。
キッチンは泊まっている人でシェアするのだそうだ。

小屋の脇から続くトレイル。
見えている山は、オハラ最終日に行く予定のオダレイ・グランドビュー。
白いのはいまだ残る氷河。
これから向かうのはレイク・マッカーサー。
やや霞んではいるけれど、青空が嬉しい♪
手前のピンクの花はヤナギラン。

小屋からほど近いトレイル脇に咲いていたIndian paintbrush。
真っ赤な色が鮮やか。

山に慣れていない人には少々怖いアルパインルートを登らないといけないのだけれど
どこかにいるはずのナキウサキのキィキィという声を聞きながら、ちょっと肩で息をしながら(笑)
ひたすらひたすら歩いていく。
目の前に、今までのどの湖ともまた違った色の
深いエメラルド・グリーンが見えてくる…
その瞬間の気持ち。
うわぁ…と言ったまま目だけはそこを見つめ
早くたどり着きたいと、それまでの歩みが嘘のように足早になる。

レイク・マッカーサー。
掬ってみても透明なのにこうして見るととてもそうは思えない。
触ってみると指先から冷たくなる。
氷河湖なのだから当たり前なのだけれど。
何百年の氷河の一滴がこの手の上にある。
そう思うと不思議な気持ちになる。
ここでランチタイム。
冷たい飲み物と、ハムとチーズを挟んだパンが美味しい。

こんなトレイルを歩く(薄茶色の細い道がそう)
これだけ見ていると、「え?」と思うかもしれないけれど、
高山特有の植物もあるし、動物たちとも出会える。
そして、目の前の風景は同じことがない。湖、ロッキーの山並み。
ついていけるかな?と思っていた不安など消えてしまう。
歩きたい。見たい。そんな気持ちになる。

目の前にはこんな山。
そんな光景を見ながら歩ける幸せ。
来た道とは違うトレイルを下り、山小屋に戻る。靴紐をきつく締め、また歩く。
山小屋に到着後、荷物の整理などをしてくつろぎのひと時。
橋谷さんは、帰ってからも休む間もなく働いている。うーん、すごいなぁ。
夕食はなんとステーキだった!!「焼き方はどうなさいますか?」なんてことを聞かれたのはこういうことだったのか。
みんなでテーブルについて、食事。
テーブルは外にもあり、お天気が良ければロッキーを間近に見ながら食べることができる。
なんて幸せなの。
コロンビア地リスがちょこちょことディナーを狙いにやってくる。
あげないよ、なんて言っていたその時。
私の頭上から一筋の塊が。
ひゅっ、とお皿から何かを咥えてまた飛んでいく。
…足りない…
私のステーキが一切れ足りない…(@_@。
小屋の屋根に止まっていた鳥、ウィスキー・ジャックの仕業。
たまたまその時隣の小屋の外に出ていた別のグループの方たちも見ていて、大爆笑!
もちろん私たちのテーブルも。
私の動きはそんなにとろいのか…^^;
鳥はステーキは食べないと思うけれど…でも翌日は美味しかったかーい?と聞きたかった(笑)

Mount Huber。左はウィワクシー・ピークに続いていく
歯磨きはロッキーからの水で。本当は煮沸した方がいいらしいけれど、歯磨きくらいなら、とそのまま使っていた。
もちろん問題はなし。冷たくてとても気持ちいい。
そのまま飲むことが出来たらいいのだけど、それはさすがに無理。
夜。
ほどよい疲れと共に眠る。
日没は9時くらいだけれど、10時を回っても、まだほんのりと外は明るい。
静かに、夜は更けてゆく…。
楓@Natural*days
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